複雑分子系動力学の理論研究

多数の分子が相互作用しあうと、多様な構造、時間空間的に不均一で階層的な動的挙動を示します。 私たちは、(過冷却)液体や生体分子系などの多体分子系がどのように揺らいでいるのか、 その揺らぎのもとでどのように物性や機能が生まれ、どのように化学反応や構造変化が進むのか等について、統計力学や量子力学そして計算機も駆使した理論研究を進めています。

大学院生募集

溶液や生体分子系を始めとする凝縮系における物性や機能の発現、化学反応や構造変化ダイナミクスに関する理論研究に挑戦する学生を募集しています。 (入試概要のページはこちら)
大学院生はRAによる支援を受けることができ、とくに成績優秀者には分子科学SRAによる手厚い支援制度もあります。 また、所属している大学院に籍を置いて分子研で研究を行う受託学生という制度もあります(受託学生も支援を受けられます)。 興味のある人はご連絡ください。

最近の論文

甲田助教による 'Flat-Bottom Elastic Network Model ...' がJ. Chem. Theory Comput.に出版されました(Aug., 2024)

Chandraグループとの共同研究 'Effect of Counterions on the Structure and Dynamics ...' がPhys. Chem. Chem. Phys.に出版されました(May, 2024)

'Unraveling the dynamic slowdown in supercooled water: ...' がJ. Chem. Phys.に出版されました(May, 2024)

甲田助教による 'Locating transition states by a variational reaction path optimization ...' がJ. Chem. Theory Comput.に出版されました(Feb., 2024)

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